【子どもの虐待に何ができるのか】  〜子育ては本当に一人で出来るもの?子どもの人権もこの機会に考えてみる〜

✨東中野キングスカフェ&キラキラプロジェクト共催
✨茶菓といただくキングスゆるゆるセミナー
全5回目の1回目に参加しました。

お話くださったのは、一般社団法人 ママリングス momrings 代表の落合香代子さん。
落合さんご自身の子育て経験、ママリングスの取り組み、なぜこうとう子育てメッセ を開催しているのか、スウェーデン・ポートランドでの虐待予防の取り組みなど…
本当に学びとなる内容ばかりでした。

特に「江東区の子育ての課題についての資料」より、就学前児童がいる保護者の50%以上が子育てに不安や負担を感じているというデータが示され、もっと子育て中の親に子育て支援の情報を伝えること、地域でゆるやかなつながりをつくること、の重要性について、住む場所は違えど同じ子育てする者として大変共感してしまいました。

そして、世界の体罰禁止の法制化の目的は何か?については・・・

親を取り締まるためにある?
虐待の抑止が目的?  
    
ではなく、

1.子どもが誰からも暴力を受けずに育つことを保障すること
2.親が「地域社会」から子育てのサポートを受けることを保障すること

と、ご説明頂き納得しました。
(日本でも体罰禁止を明記した児童福祉法等改正案が5月28日衆議院本会議で可決され、全国会で成立する見通しのようです。この改正案が子どもと子どもを育てる人達のサポートに繋がるよう、私達当事者も見守りたいですね。)

またご紹介いただいた「チャイルドファーストPROJECT」の動画に思わず感動☺️
https://m.youtube.com/watch?feature=youtu.be&v=siFJ0fT1GXs

「子どもたちを守るために、ひとも街も子育てにやさしくなろう」というメッセージ。
動画の主人公「みかんちゃん」のような魔法は持っていなくても、
例えば私たち一人一人が、
街で赤ちゃんと目が合ったらニコッと出来たら…
電車内でグズる子ども&なだめようと必死になる親に「大丈夫だよ♡」声を掛けられたら…

少しずつでも何かが変わってくるかもしれない!!
と思える素敵な動画でした。

こうしたセミナーを通じて、他地域でご活躍されている大先輩と繋がることが出来、また学ばせて頂けることに本当に感謝です。
企画してくださった東中野キングス・ガーデン、キラキラプロジェクトスタッフの皆様、そして落合香代子さん、本当にありがとうございました!!

◉今年2月、落合さんは一般社団法人 ポジティブ・ディシプリン コミュニティ を設立されました。
(以下、落合香代子さんfacebookより「ポジティブ・ディシプリン」の説明)
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体罰によらない子育てプログラム「ポジティブ・ディシプリン」は、
1. 優しい大人になってほしい
2. 自立した大人になってほしい
3. 社会に貢献できる大人になってほしい
こうした親の声に基づいて作られたプログラムです。
「体罰によらない子育て」
一人のお母さんとして「子ども虐待に市民として何かできないのか」
と、考えたことから行き着いのが、この「ポジティブ・ディシプリン」でした。
子どもへの暴力を無くす、子どもへの体罰をなくしたことに成功したスウェーデンの知恵と、子どもの発達、子どもの権利の考え方、そして、国連の研究に基づき作られたこのプログラムは、国連「子どもへの暴力」という全世界を対象に調査研究した「親の声」に基づいて作られています。

子育て環境向上委員会@中野

中野区では子ども子育て会議が定期的に開催されていますが、いわばココは、「区民版子ども子育て会議、ならぬ井戸端会議室」 一人が経験する問題は、実は「みんなの問題」だったりします。 中野区の子育て・子育ち環境、こんなところがイイよね!や、こんなところに困ってるんだけど…について中野区のみーんなで井戸端会議のように話しましょう!

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